rk-baryoのゆるっと日記

日常生活、ビジネス、旅などについてゆるく語るブログ

安部首相を少しだけでも休ませてあげたい

今年の夏休みとは

ブログ強化週間ということで今日はYahoo!の記事から気になるものを取り上げる。

news.yahoo.co.jp

 

皆さまご存知我らが日本国の安倍首相は、例年この時期にお盆休暇を取得し地元の山口県に赴いているのだが、今年は国の状況が状況なだけに満足いく休暇を取得できていないらしいのである。既に5千件以上のヤフコメ民コメントが付いており、目立つのは「今休んでいる場合じゃないだろ」とか「ロクな仕事もせずに休むとは何事か」というような批判的な意見である。

今年のお盆休みは地元に帰省することや旅行などが満足にできない夏となっている。また、都知事が都外への外出をなるべく控えるようにお願いをしている昨今の状況ではやはり外出は難しいだろう。さらに首相となればこの国の緊急事態に常に緊張感を持って対応し続けなければならない責務があるため、このような批判が出ることはある程度理解できる。

大多数のヤフコメ民やtwitter民の考え方がブラック企業そのもの

だがこの記事に関するヤフコメやTwitterで色々な意見を見て思ったのが、非常にブラックな発想を持っている人が多いということ、これじゃあ日本からブラック企業がなくならないわけだ、ということである。

仕事をしっかりすることは確かに重要だ。ましてやそれが一国の首相とでもあろうお方であればその重責は計り知れない。だが、首相一人の一挙手一投足に日本の全てがかかっていると考えるのは少々大袈裟すぎると考える。

今回の新型コロ助への政府の対応に対しては国民から批判が殺到している。私自身も自分が収めた税金を納得できない政策に無駄遣いされるのは非常に腹立たしいと思うようなものもある。ただ、新型コロ助自体が人類にとって未知のウイルスであり、正しい対応の仕方なんて専門の医者ですらはっきりとは分からないような問題なのだ。ましてやそれを経済となるべく両立させていかなければならず、その両輪を担うのは容易な仕事ではない。

当然、首相一人がキチンと仕事をして解決できるような問題ではなく、多方面の色々な方々の協力が必要になる問題だ。そのように多くの人が当事者となって協力しなければならない問題に対し、首相一人がちょっと仕事を休んだぐらいで首相に対して批判が集中するのはおかしい。どれだけ皆首相に期待しているのか。首相とは言え一人の人間であり、なんでも知っているスーパーマンではないのだ。首相が休んでいる間に他の分野の専門家なり政治家が仕事をすれば良いのではないか。

結局はみんな自分のイライラや不安を分かりやすく首相にぶつけたいだけ、それこそ究極の自己中であり相手の気持ちなど何も考えていないことの象徴だと思える。首相が休むことを非難するのであれば首相が一日職務を休むことでどれだけの損失が生じるのか、具体的に数値なりデータを出して合理的に説明することが求められるはずである。それもせずにただ感情論で批判するのは、発想がいじめっ子やブラック企業の上司と同等であるということを自覚しなければならない。

自分が同じ立ち場だったらと想像してみる

国民の多くの人は将来首相になる可能性なんてほぼゼロなので、首相になった自分の気持ちを想像するなんてことはしないだろうし、私も想像したことはあまりない。でも、少しでも安倍首相の気持ちを想像してほしい。2月末からほとんど休みなく働き、プライベートの時間も取れず、毎日毎日国民から誹謗中傷の嵐を受けても誰にも助けを求めたり弱音を吐くこともできず前に進むしかないという状況。よく自殺しないなと思うし、私だったら2週間も精神が持たないだろう。

私は個人的に安倍政権について良いところも悪いところも多くあると思う。確かに、アベノマスク第二派は愚策であると思うけど、現況緊急事態宣言を回避しているあたりはまだ評価できると思う。だが、それと首相を一人の人間として見た場合はまた別問題。首相も我々と同じように感情を持った人間なのですから。

 

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2020年の上半期を振り返り

今週のお題「2020年上半期」

もう一カ月近く過ぎてしまったが、今年の上半期を個人的に振り返る。具体的には正月に立てた今年一年の目標に対する中間報告という形にする。

振り返り

体調不良による有休をゼロにする

今年に入り、1~2月中はそれまで通りほぼ毎日出社していた。昨年末にインフルエンザを患ってからはより一層体調に気を遣うようになり(主に睡眠時間の死守)、1月と2月に体調を崩すことはなく、体調不良で有休消化することはなかった。

3月からは新型コロ助の影響により全面的にほぼ毎日が在宅勤務になり、そもそも体調不良で出社不可という概念が消滅した。一応在宅勤務でも始業と終業連絡をしており、もちろん休む場合は連絡が必要だ。そんな中でも3月から今まで体調不良はほとんどなく、予定していた有休以外は使っていないので、この目標については上半期で何とか達成できたと言っていいだろう。下半期も新型コロ助に罹患しないことはもちろん、この調子で乗り切っていきたい。

資格取得&勉強の継続

まず資格は2月にウェブデザイン技能検定3級を受験し、ギリギリ合格することができた。もちろん資格を取ることも目的なのだが、その過程の勉強で自分の知らない知識を吸収できることはとても有意義だと感じている。現在は8月末に行われる2級の試験に向け、主に休日を勉強の時間に費やす日々である。正直、一発合格できる自信はないのだが、できる準備は全てやってから試験に臨みたい。

ランダムなウェブアプリの制作については、現在は割と長めのスパンで一つのアプリに多くの機能を持たせたり、自分なりに面白くなるようにアプリを自作している。そろそろ、ウェブのUIだけのアプリを作成するのも飽きてきたので、レンタルサーバーを借りてphpと絡めた本格的なアプリの制作をやり始めようかなとも考え始めている。

レーニン

2月まではジムでしっかりトレーニングできていたのだが、3月以降は新型コロ助の影響でジムに行く頻度が減り、4月の緊急事態宣言以降はジムが閉鎖になり満足なトレーニングができなくなった。

そんな状況に耐えかねて、せめて自宅でベンチプレスとスクワットぐらいはやれるようにと、12万円ほどでバーベルラックセットとベンチを購入し、いわゆるホームトレーニーになりかけている現状である。とはいえ、器具がそろってしっかりトレーニングを始められたのが5月半ばぐらいだったのでひと月近くブランクとなってしまった。

目標に対する現状は以下の通りだ(左:目標 右:現状)。

◆ベンチプレス100kg×5回 → 88kg×8回(100kg×2回相当)

◆スクワット130kg×8回 → 105kg×10回(130kg×1~2回相当)

◆10kg加重懸垂×10回 → 加重なしで15回(10kg加重だと5回ぐらい)

改めて書き出してみて気付いたが、今年の終わりまでに左を達成するのはかなり厳しい状況になってきた。特にスクワットは目標と現状にかなり開きがあるため、相当頑張らないと達成は難しいだろう。

ジムに行く頻度は少し抑えつつ、自宅で出来ることもコツコツ頑張っていこうと思う。

下半期に向けて

昨年末から今年のはじめにかけて、まさか世の中全体がこのような状況になるとは到底想像できなかった。在宅勤務中心になることで体調不良になることは格段に少なくなりとてもありがたいことなのだが、やはり閉ざされた空間で長時間過ごしていると、精神的にどうしても憂鬱になってしまうことが多々あるように感じる。ただ、そんな中でもいつもと変わらず外に出てリスクにさらされながら働いている人たちがいるのだから、自分みたいな人間は恵まれていると思わなければならないだろう。

下半期も基本的にやることは変わらないが、まず新型コロ助に罹患しないことを第一に気を付け、日々生活を送っていくことができることに感謝しながら仕事やトレーニングや勉強をやっていきたい。

 

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便利な生活に慣れすぎてしまったが故の反省

世の中には便利なことがいっぱいある。自宅に居ながらにしてインターネット一つあればAmazonで色々なものが購入できるし、会社に出社しなくともテレワークでできる仕事だってある。これは一昔前であれば考えられないような技術革新の賜物であり、同時に世の中が目まぐるしく変化しているということの象徴として捉えることができる。

昨今の自粛生活の中、私もやはり買い物にはAmazonを多用することで身の回りの必要なものを揃え始めた。Amazonの魅力はなんといっても、基本的に注文した翌日には商品が手元に届く(今はモノによるかも)という素晴らしいスピード感である。実はこれはとんでもなく便利なことなのだが、慣れてしまうと何とも思わなくなり、しまいにはそれが当たり前であるかのようなある種の錯覚を引き起こしてしまうようになる。しかし、人間にとって「慣れ」というのは恐ろしいものであると身をもって実感する出来事があった。

Amazonで頼んだ商品が届かない

訳あって複数の商品をほぼ同時に注文することになり、注文から数日で大体のものは早めに手元に届いたのだが、一つだけ明らかに配送されている雰囲気がない商品があった。まあなんだかんだ言って配送はされるだろう、と思って気長に待っていた。

そして配達予定日当日、通常なら必ず来る配達中を知らせるメールが夕方になっても来ていないことに気が付いた。これは何かおかしいと思い問い合わせたところ、どうやら配達が遅れそうとのことが明らかになった。この時点で遅れそうなら先に言ってくれよ、と思ったがまあしゃーないか、と思い直しもう数日待ってみることにした。

しかし配達予定日はどんどん伸びる一方だったので、結局諦めて商品が届いていないのにも関わらず返品することにした。返品処理のやり取りで明らかになったのは、商品が税関で破損して配送できないということであった。私は失敗したな、と思った。

末端で作業をしている人の存在を忘れてはならない

私は商品の到着を待っているとき、どこか心の片隅で「Amazonで注文したんだから絶対届くでしょ」と思っていた。でもこの考え方は、姿の見えない第三者に自らを委ねてしまう行為に似ており非常に危ないと思う。

どんな巨大組織にもその数だけの従業員、もっと言えばひとり一人異なる個性を持った人間が属しているということを忘れてはならない。末端で実際に倉庫の中で手足を動かしながら段ボールに梱包したり、ピッキング作業を行う従業員がいてこそ商品の配達が可能になる。

PCやスマホAmazonアプリで客がボタンをポチっと押した後、従業員なり機械なりがそれだけの作業工程をこなした上で当該商品が手元に届いているということを改めて認識しなければならないと感じた。

便利さの裏側を想像する力を養いたい

こんな些細な出来事で?と思われるかもしれないが、私はこの出来事をきっかけに便利さの裏側はどんな仕組みになっているのかをもう少し想像しなければならないと感じた。また、そのような工程や立場がある程度想像できれば、商品が期日に届かないとか電車が遅延していることなどで過剰にイラついたり、ストレスをため込んだりすることが減らせるのではないかと。

世の中が便利になるのはとても良いことだし、それによって多くの人の人生が豊かになるというのは間違いないことだと思う。ただ、その便利さに慣れてしまったがゆえに少しでもそれが満たされないとき、過剰にイラついて怒りを人にぶつけたり、ストレス発散のはけ口を粗さがしするような行為が頻発する世の中にはなって欲しくない。そして、多少なりともイラついてしまった自分自身もその点を反省する必要があると感じている。

 

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今週のお題「2020年の抱負」

今週のお題「2020年の抱負」

明けましておめでとうございます。

今年2020年もよろしくお願いいたします。

 

昨日2019年の振り返り日記にも2020年の目標を書いたが、今日もやることがなく暇なので今年の目標をもう少し具体的に考えて書いてみたい。

体調不良による有休をゼロにする

なんだよそのなんでもない目標は、と思われる方もおられるだろう。しかし、よくよく自分自身を振り返って欲しい。昨年中に一度も体調不良を起こさず、会社や学校を皆勤したという方はどれだけいらっしゃるだろうか。私の周りでも多分半分ぐらいの人は皆勤できていなかったと思うし、私自身も年末の最後にインフルにかかってしくじってしまった。

久しぶりに体調を大きく崩して再認識したのは、やはり健康でいられることのありがたさである。人間は失って初めてその失ったものの大切さを身に染みて思い知るというが、まさにそのことを実感せずにはいられなかった。

朝心地良く目が覚めること、お腹いっぱい飯が食えること、自分の意志で足を動かして行きたい場所に移動できること。これらは当たり前に思えて実は健康でなければ成り立たないことなのだ。

だから、どんな時でも自分の健康や体調と相談しながらやるべきことを考え、常に身体と対話しながら行動することが本当に大切だと感じている。健康をできるだけ維持して目の前のことを楽しむためにも、食事、睡眠、運動はある程度のバランスを取って生活したいと思う。

資格取得&勉強の継続

資格勉強は本当につまらないものだが、やはり完全に無下にすることもできないと思い直している。今年できれば取っておきたいのは、ウェブデザイン検定の3級と2級だ。現状、過去問だけ購入して勉強開始していないが、少しずつ始めていきたい。ただ、エンジニアとしてこの程度の勉強量だと明らかに不足している感はあるので、資格取得は目指さないけれど他のジャンルの資格も色々勉強していくかもしれない。この辺りは今後短いスパンで流動的に変わっていきそうな予感がする。

それ以外はドットインストールを参考にウェブアプリづくりをランダムにやっている。やはり自分のスキルではまだまだ通用しないし、知らないことがあまりにも多すぎると感じる。もう少し知識があった方が仕事がやりやすくなるし、何より話が分かれば仕事がもっと楽しくなるだろう。会社に貢献するというよりは、自分自身が仕事を楽しむために勉強しているという意識が圧倒的に大きい。それが結果的に会社の業績につながれば良いというスタンスでやっている。あくまでベースは自分に置くという意識は忘れないでいきたい。

レーニングでの目標

レーニングを始めて3年と少しが経過している。基本的には週3回1回1時間程度のジムでのトレーニングを継続している。今後も週3でトレーニングできるかどうかは微妙だが、できる限り継続できるようにしたいと考えている。

レーニングは大会に出るためではなく、なんとなく続けているだけ。単純に鍛えることが楽しいから。よくいろんな人に「何を目指しているのか」と聞かれるが、これは返答に困る質問No1である。単純に楽しいからやっている、それに尽きる。

たとえば、映画を見るのが好きで趣味で週2回映画館に通っているという人に対し、あなたは同じ質問をするだろうか?つまりそういうことである。

話が逸れたが、具体的な目標としてはベンチプレス100kg×5、スクワット130kg×8、10kg加重懸垂×10できるようになることを目標としたい。そのためにはパワーを付けて今より少し体重を増やす必要があるだろう。また、重量をアップするためのトレーニングメニューをもう少し真剣に検討して試行錯誤を繰り返す必要がある。

おわりに

昨日時点で思い浮かばなかったけれど今日少し浮かんだ目標を羅列してみました。あなたにも今年中に達成したい目標の1つぐらいはあるはずです。その目標をできるだけ達成できるように、そこそこ厳しくそこそこにユルく目標に向けてお互いに頑張っていきましょう。あ、もちろん楽しむことは忘れずに。

 

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2019年の振り返り日記

最近はブログの更新頻度が減ってしまい、久しぶりの投稿となる。

転職して以来、割と毎日それなりに満足な生活を送れているため色々な愚痴が出てこないのが原因かもしれない。それは私にとってはとても良いことなのだが、ブログのネタ作りという点においては少々物足りなくなってきている感もある。そんなことをふとした時に感じる。

2019年の振り返り報告

早速だが、昨年当ブログに書いた今年の目標を振り返っていきたい。

早寝早起き

2018年までは平日は1日6時間寝て休日に少々寝だめをするということで毎日何とか乗り切っていた。その平日の睡眠時間をせめて7時間程度に増やそうと思っていた。

現実としては、23時過ぎに布団に入り6時20分ごろに起床するという平日のルーティンが少しずつ確立していった。ただし、23時に布団に入っても睡眠に入るまでに10分以上かかったり、寝る前にストレッチをしたりしてなんだかんだで時間が経ち、入眠するのは23時30分前後だったように思う。なので、睡眠時間は7時間より少し少ないくらいだったはずだ。

ただ、昨年より長く睡眠を確保するという目標は概ね達成できているので、この点は今年の目標をなんとか遂行できたといえそうだ。

体重を2kgぐらい増やす

体重はあまり増えなかった、というより全く去年と変わっていない。もともと小食でハードゲイナーというのもあるけれど、やはり食べるのが辛いことに変わりはなかった。

目標は身長-体重の値を100ジャストぐらいにすることだったが、今時点では103ぐらいで若干体重が軽いという現状です。

職場に慣れる

4月の異動で炎上プロジェクトから解放され、新しいビジネスを創出する部署に配属された。新規でビジネスを作っていくという新鮮さや楽しさと共に、数字を意識しなければならないというプレッシャーも感じるようになった。ようやく仕事らしい仕事もやらせてもらえ、職場での足固めが進んだ1年だったように思う。

社外常駐というようなこともなく基本的には社内で仕事をやらせてもらっているので、会社のこととかもよく知ることができたし、そういう意味では職場に慣れることはできてきたと個人的には感じている。

新しい働き方を模索する

会社以外の食い扶持を自分で探すということだが、今年は一件だけクラウドワークスで契約して仕事をした。単純なライティングの仕事だったが、契約や報酬に関するルールがどのようなものなのか、少し知ることができた。

ただ、今年の途中から今のメインの仕事を中途半端にしたくない気持ちが芽生え、会社の仕事に関連する技術の取得や勉強をしようと決意した。そのため、現在は副業はほぼ何もやっていない。今後5年ぐらいは目の前にある仕事や関連するスキルの取得に全力を注ぎたいと考えている。副業はその後でも遅くない。

また、会社的にはテレワークや在宅勤務なども推奨されており、今年からかなりその制度を利用させてもらった。ネットさえつながれば会社に行かなくても仕事ができるというはとても魅力的だし、通勤がなくなる分ストレスフリーな働き方だと感じた。テレワークは今後もできる限り取り入れていきたい。

2020年に向けて

2020年の目標としては、今年達成できなかった体重を増やすという目標と、ベンチプレスを100kg5回程度でセットを組めるようになることを挙げたい。その他の具体的な目標はほとんど考えていない。一つ言えることは、今目の前にあることに対して全力で取り組んで楽しむということぐらいだろうか。

最近よく思うのだが、結局「今」を楽しめない人は何をやっても楽しめないのだと感じる。将来のために今やりたくもないことを嫌々やるという人は相変わらず多いようだが、そういう生き方は楽しくないと思うし、やるなら楽しい方が人生幸せなはずだ。もちろん、ある程度我慢が必要な時もある。でも無理することはない。

だから、2020年も今年と変わらず、目の前にあることに対して全力で真摯に向き合いながら毎日過ごしていければ、最高の一年になると確信している。

 

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好きなことなら時間を忘れて没頭できるというのは本当か

没頭したこと、ある?

人間であれば誰しも本当に自分の好きなことに没頭した経験があると思う。まあもちろん没頭したことがない人もいるかもしれないけれど。

それは趣味であろうと学校の勉強であろうと仕事であろうとなんだっていい。没頭していると時間があっという間に過ぎてしまう。それだけ楽しいから時間が速く過ぎてしまうということなのかもしれない。

特に私が思うのは、仕事に対して没頭できる人は本当に幸せだと思う。私も仕事や仕事がらみの勉強をしていて没頭できることはしばしばあるが、いつでも没頭できているかというとそうでもない。なんとなくダラダラ過ごしてしまうこともあるし、そんなことをしているときは時間が勿体ないと感じてしまう。

「定時に帰る=没頭していない」なのか?

さて、私は今年の5月ぐらいに所属部署が変わってからほとんど毎日定時帰宅を敢行するようにしており、現在も継続中である。またこれからも継続していくつもりである。正直、初めは定時に帰ることに対して周りの目を気にしたこともあったが、今はもうほとんど気にならない。ある意味、定着しつつある状態といえるだろう。

ただ、定時帰りを続けていて自分の中である疑問が湧き上がってきた。それは、好きなことなら没頭して時間も忘れるぐらいのめり込めるのであれば、定時に上がるように調整している時点で自分は仕事に没頭できていないのでは、という素朴な疑問である。

無論、今の仕事も会社も会社の人間も好きである。でも、その好きな仕事に対してある意味没頭せず、定時上がりという制限をかけている自分に対してこのような疑問が湧いてきたのである。

好きなことでも8時間やれば十分じゃないか

私はこの数か月間、この疑問について自分の中でしばしば考えてきた。そして、最近一つの考えにたどり着いた。それは、残業なしでも一日一週間の大半の時間を仕事に費やしている、という考えなくても分かる当たり前の事実である。

私は小学生くらいの頃にテレビゲームやゲームボーイにハマっていた時期があり、文字通りゲームに没頭していた。親からよく、ゲームは一日に1時間までにしなさい、という約束を強引にさせられてうんざりしていた。でも両親は普段の日は仕事に出ているので、学校から帰ってきから両親が帰宅するまでの間、両親にバレないようにゲームをしまくった時期が多々あった。裕に3時間は超えていただろう。だが、3時間近くやると集中力が落ちてきて、ゲーム自体に少し飽きてくることに気が付いた。あの大好きなゲームでも一日に3時間もやれば私にとっては十分だったのである。

そんな少々飽きっぽい私だから、仕事を毎日9時-18時でやるというのは私にとって十分すぎるぐらいの活動量なのである。だから、必要でもないのにその上に残業というのはやはり私にはやっぱり不要なのだと気付いた。その残業の時間を他の好きなことに使いたいというのが正直な気持ちだ。

だから私は今日も明日も来週も来月も来年も定時に帰り続けるだろう。

 

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残業するのか休出するのか

私は基本的に残業をはじめとする時間外労働が嫌いだ。しかし、仕事の都合上どうしても時間外労働を強いられる場面が出てくる。サラリーマンとして生きていれば時間外労働を全くしないで40年以上勤め上げるというのは至難の業だろう。
仕事が忙しいときに必ず避けられないのが残業や休日出勤だが、残業と休日出勤のどちらか一方を選択するとしたらあなたはどちらを選択するだろうか。私はこれまでどちらが良いかを考えたこともなかったが、最近時々残業するのでまた色々と考え始めてしまった。

休日出勤と残業のどちらを取るか

私が今まで関わってきた人たちの多くは、残業はしても休出は嫌がる傾向があるように感じる。私もちょっと前までは休日出勤なんてもってのほかだと思っていた。ただでさえ週に2日しかない大切な休日を通勤と仕事で潰されてしまうのはたまったものではないと思っていた。だから、前の会社にいた時には嫌々ながらも残業はしていたが、休日出勤だけは断固として断った。例え土曜日や日曜日に大した用事がなくても用事があるフリをして断っていた。時間外の手当てが全く支給されないのは残業でも休出でも一緒だったが、サービス休出するぐらいならサービス残業して土日はしっかり休みたいという気持ちの方が断然大きかった。
しかし、今の会社に入ってから少し考えが変わってきている。前職ではPCの持ち出しなどができず基本的にオフィスに来ないと仕事ができない状態だった。しかし、今の仕事は会社支給の持ち出し自由な自分用PCで行うため、ネットワーク環境さえあればどこでも仕事ができてしまう。休日にわざわざ会社まで出勤して作業するのは億劫だが、自宅で仕事できるのであればかなり気が楽だし、時間外手当だって支給される。まあ仕事とプライベートの境目が曖昧になってしまうことがデメリットなのかもしれないが、個人的にはあまり気にならない。

残業が苦手な人は休出優先で考えてみても良いかも

世の中のサラリーマンには2つのタイプがいると思っている。1つは残業が好きで得意な人、2つ目は残業が苦手な人だ。これまでの経験から、私は圧倒的に後者であることが分かってきた。
基本的に世の中のサラリーマンはマジメだ。たとえ定時を過ぎようが、成果物が完璧に仕上がっていないのであれば残業も厭わずにきっちりと仕様を満たした完璧に近いものを作ろうと作業を続ける。定時後にもそれだけの集中力を仕事にそそぐことができる体力がある優秀な社員だと思う。
だが、私は定時後になると集中力や作業効率がガタ落ちするし、何より早く帰りたい気持ちが先行して気持ちが落ち着かなくなる。自己中と言われればそれまでなのだが、こういう残業に向いてないタイプのサラリーマンは決して私だけではないはずだ。周りの人間が当然のように残業をしているのだから自分もできるようにならないといけないと思うかもしれない。その気持ちは私にもあるのだが、自分と他人は違う人間であり、疲労の感じ方や集中力の継続度など体力は異なるものだ。だから、周りがやっているから自分もできないといけないと考えるのはおかしなことだ。

どうしても残業または休出しなければならない状況に遭遇した時、自分が残業タイプなのか休出タイプなのかを知っておけば適切な行動ができ、より効率的に仕事を捌いて有益な時間を手にすることができるはずだ。 

 

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サラリーマンでいることも悪くないなと思うとき

私は当ブログで散々サラリーマンでいることの愚痴や常に雇われる身であることのリスクを述べてきた。最近よく読むビジネス本にサラリーマンはやめろ、というような指摘なりアドバイスが多くあることが原因だと思う。その思想に少なからず影響を受けているということだ。
たしかに、現代では自分で起業するハードルも一昔と比べれば驚くほど下がっているし、何らかの副業やスキルアップを行うことも自然と選択肢になる。大手企業の社員だから俺はこの先の将来も安泰だ、などと抜かしているようでは気付いた時には手遅れになる。その点に間違いはないと思う。
だけど最近思うのは、入る会社さえ間違わなければ、かつ自分自身に胡坐をかかなければサラリーマンというのは大きな武器になるものだとも思うようになった。そう思う理由を述べていきたい。なお、これは健全なホワイト企業で自分がある程度やりたい仕事ができていることが前提だ。ブラック企業に属している場合は前提から話にならないので、すぐに会社を辞めるなり転職するなりした方が良い。

給料をもらいながら勉強ができる

これはサラリーマンの特権だと思う。毎月一定の給料を貰いながら自分のスキルを磨くことができる。もちろん、会社の仕事だからやりたくないことや不要だと思うこともあるだろう。だが、それなりにやりたいことをやりながら最低限生活に困らないだけのお金を貰えるというのは本当に恵まれていることを自覚しなければならない。
私は最近クラウドワークスをやっていて思うのだが、はじめのうちは1,000円稼ぐのも本当に時間がかかるし簡単ではない。そう考えると会社で毎月数十万円貰いながらある程度やりたい仕事をやれるというのは素晴らしいことだと感じるようになった。
また、残業については嫌で自分のためにならない仕事であればなるべくやらない方が良いと思うが、本当に好きで自分のためになると思うならば惜しまずやるというのも一つの考え方だと思う。働いた時間分の残業代が支給されない会社であれば少し考えものだが、残業代が普通にもらえる会社でやりがいのある仕事をやっているのであれば、毎日納得いくまで仕事に時間を使うというのも悪くない。大事なのは、残業するもしないも本人の意思によって決定することであり、必要でもないのに他人から残業を強いるようなやり方をしてはいけないということ。

面倒な手続きを全て会社がやってくれる

私は一度会社を辞めたとき、税金や保険金の支払いがこんなにも面倒なものなのかと驚いた。そして、給料からこれらの支払分が天引きされていたことのありがたさを思い知ることとなった。

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大抵の会社には総務部や管理部といった部門があり、その人たちが社員一人ひとりの支払いや福利厚生を世話してくれる。煩雑な手続き等はその部門の人に任せることができるので、サラリーマンは自分の仕事に集中しやすい環境が整っているといえる。サラリーマンとして生活している人はこの当たり前と思われるメリットを忘れてはならない。

結論:良い会社に入ろう

身も蓋もない結論になるが、サラリーマンとして生きていくのであれば良い会社に入ろう。良い会社とは、単純に世間一般で言われる年収が高いとか残業が少ないとかそういうものではない。自分基準で考えた時に働きやすかったり、やりがいがある仕事ができていて毎日がそれなりに充実しているのであれば、それがあなたにとって良い会社である。他人の尺度で会社の良し悪しを決めることはできない。
どんなに残業を多くしていても毎日が楽しければそれはあなたにとって良い会社だし、どんなに早く帰れたり休暇がたくさん取れたとしても仕事自体が楽しくなくて毎日つまらないのであれば、それはあなたにとって良い会社ではない。

 

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内定辞退はメールで行うのが良い

来年の新卒の採用が進んでいる。選考自体は6月から始まったようだが、既に内定を持っている人も多くいることだろう。中には、6月前半で既に内定を複数持っているなんて猛者もいたらしい。複数内定を持った時、どうしても1社以外は入社を辞退しなければならないが、この際に企業との間で揉め事が発生することもあるという。そこで、内定辞退に対する私の意見を述べていきたい。

私の過去の就活の場合

私は2社内定をもらって1社は電話で断った。電話で断っても先方からは特に文句を言われることはなく、「そうですか、そちらの会社で是非頑張ってくださいね。」と言ってくれてとても好印象だったのをよく覚えている。でも結局2社しか内定もらえなったので断ったのは1社だけ。その1社がたまたま良い会社だったというだけで、電話で断ることに嫌悪感を示す会社もあるかもしれない。でも当時はそんなことは全く考えず、自分が一番やりやすくて最低限失礼でない手段として電話を選択したと記憶している。

企業と応募者は対等の関係ということは

余談になるが、面接とか企業説明会の時に企業はよく次のようなことをいう。「企業と学生(応募者)は平等な関係です。だからなんでも聞きたいことをおっしゃってください」と。でもその言葉の裏には「ただし常識の範囲内で」という枕詞が隠されていることを忘れてはならない。常識の範囲を超えて聞きたいことを聞くと企業はあからさまに嫌悪感を示し、容赦なく一次面接でお祈りメールを送りつけてくる。だが、そもそもその常識というのは誰かが考えた主観的な価値観であり、それと自分の価値観が合わないのであればこちらから願い下げというものだ。だから全く気にすることはない。仮に入社できたとしてもどうせ合わなくて辞めることになるだろう。

企業と対等の立場で行う内定辞退とは

企業はお祈りメール一本入れるだけで応募者を落選させることができるのに、応募者がメールで内定辞退をできないとは一体どういうことなのか。企業と応募者が真に対等の立場であるならば、メールでの内定辞退も許されなくてはならない。なぜなら、企業は同じことを応募者に対してやっているから。もしそれが許せないというのであれば、はじめから「企業と応募者は対等の関係である」などという文句を謳うべきではない。
もちろん一部例外はあると思うが、基本的にどの企業も落選通知はメールが普通だと思う。であれば、応募者の方から内定辞退する場合もメールで問題ない、というのが私の主張だ。対面や電話というのは双方の時間を拘束するという点で損失だと考えることもできる。しかし、メールのような非同期通信であれば自分らの好きなタイミングで情報を取得することができる。メールでの内定辞退連絡はこのように少しの時間でも節約できる点から見ても有益な手段だと思う。対面厨の人たちにはもう少し文明の利器を賢く活用してもらいたいものだ。

 

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在宅ワークをしてみて思ったこと

仕事ができる環境が整っているのであればという条件で、在宅ワークを積極的に推進する企業が増えている。私が所属する会社も働き方改革として在宅ワークを推す動きが出てきている。そして私も今月から少しずつ在宅ワークをし始めている。そこで、実際にやってみて思ったことやメリット・デメリットを見ていきたい。

 

在宅ワークのメリット

通勤電車に乗らなくてよい

通勤時間が丸ごとなくなるというのは非常に大きい。私の場合、往復ドアtoドアで3時間近く通勤に費やしている。その時間を別のことに使えれば、1日にやれることは格段に多くなる。また、私は朝が苦手なので朝起きるのが遅くても大丈夫なことは精神的な余裕にもつながる。通勤時間という一般的には非効率的な時間を無くすことで一日の時間が長くなり、色々なことをできるようになるメリットは大きいと思う。

周りの雑音を気にせずに集中して仕事ができる

職場のオフィスというのは雑音が多い。基本的には個々のデスクが仕切られておらず、他の人の話し声や無駄にうるさいキーボードの打鍵音などに気を散らされ、自分の作業に集中できないことが本当に多い。しかし、家で在宅ワークをすれば少なくとも職場よりは静かな環境で作業ができる。仮に家族がいて多少のノイズがあっても、一人になれる場所を探して耳栓やヘッドホンをすれば静寂な空間を作ることはできる。やる前までは集中できないのではないかと心配していたが、やってみると意外と集中して作業できたと感じる。このように、自分が集中しやすい環境を作りやすいというのが在宅ワークのもう一つのメリットだ。

嫌な人と顔を合わせなくて済む

一緒に仕事をするメンバーの中に、誰しもどうしても性格や価値観が合わなくて会話したくない人がいるだろう。私はそんな人と毎日一日中顔を突き合わせて仕事するなんて御免だ。でも自宅であれば顔を合わせることはまずないし、あったとしてもウェブ会議などをしている少しの時間で済む。関わりたくない人との関係をできるだけシャットアウトできるのも在宅ワークの大きな魅力である。

在宅ワークのデメリット

意思疎通がうまくいかないことがある

ウェブ会議を行うにしてもリモート通信で行うため、どうしてもノンバーバルな部分でリアルで会うよりも伝えられる情報量が少なくなる。私はまだ経験がないが、ウェブ会議だからこそ起こるコミュニケーションの弊害などももしかしたらあるのかもしれない。また、通信環境が不安定だと全く使い物にならない。やはり、リアルで会って行うコミュニケーションに勝るものはない。

だらけて仕事にならない可能性もある

家というのは自分の居住空間だ。誰しもが自分の欲望のままに家のカスタマイズをしている。そんな環境で仕事をするのだから、相当しっかり気持ちを切り替えないと誘惑に負けてだらけてしまう可能性もある。私もこれを心配していたが、私用PCを開かずにその上に会社のノートPCを乗せればまず私用PCで遊ぶことはできなくなるので、これを実践している。このように自分が遊んでしまいそうな何かをお持ちの方は、それを絶対に使えないようにする工夫が必要になる。

そもそも在宅ワークできる仕事ではない

私はたまたまシステム系の仕事で家にPCを持って帰れば仕事ができるが、そうではない人が世の中にたくさんいることも知っている。営業であれば外回りをして客先に赴かなければならないし、銀行であれば窓口業務だってあるし、そういう人たちが在宅ワークを目指すのは、産業構造上難しいのかもしれない。

まとめ

今の職場が在宅ワークできる環境ならば、積極的に試してみるべきだ。1回か2回試してみてどうしても職場で仕事するより効率が落ちるようならば、以降はやらなければいい。やる前からどうせ在宅ワークなんてダメだ、と思い込むのはちょっと違う。何事もまずはやってみることから始まる。

そして、今在宅ワークができない環境の人でも、今の仕事にやりがいや楽しさを見出しているのであれば、在宅ワークしたいからという安易な理由で今の仕事を辞めるべきではない。ただ、もし今の仕事に不満があるのであれば、在宅ワーク可能な職場へ転職するか、クラウドワークスなどで手軽に在宅ワークを始めてみるのも一つの手かもしれない。

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