rk-baryoのゆるっと日記

日常生活、ビジネス、旅などについてゆるく語るブログ

平日昼間のテレビを見なくなった話

平日のエンタメ系の番組は単純につまらない

在宅勤務中心の生活になってから、平日の昼間に家に居るという、毎日通勤が当たり前だった頃では考えられなかった生活スタイルがすっかり定着している。家に居る時間が長いほど誘惑は多くなり、時には仕事の妨げになることもある。その最たるものの一つにテレビがあるのではないかと思う。

朝ご飯を食べながら何気なくテレビをつける。朝は色々な情報系の番組がやっているが、それらは普通のニュースとは違って芸能系のゴシップだったり実にくだらなくどうでも良い情報を垂れ流していることが殆どである。時には有用な情報もあるが、それはきちんとしたニュース番組で視聴すれば良いことで、わざわざあの手の情報番組を見る必要はないと思う。

そして昼間の番組になるとさらに内容が酷く、芸能人の不倫やスキャンダルをこれでもかというほど連日のようにテーマとして扱う。そしてコメンテーターという名の良く分からないタレントや自称専門家の人たちが、好き勝手にペラペラと無責任に自分の意見を発言している。

テレビをつけなくなった理由

平日に在宅するようになって3年余り、冷静に考えるとその存在意義が良く分からないようなテレビ番組を仕事の休憩中に思考停止で毎日なんとなく流していたのだが、今年の4月ぐらいから朝や昼間にテレビをつけることをきっぱりと止めた。その理由はシンプルに、見ているとストレスが溜まって生活に悪影響が出ている、と感じてしまったからである。具体的に症状として出たわけではないのだが、ふとした時にその内容を思い出して反吐が出る思いをしたり、自分の生きていく活力とかパワーを少しずつ吸い取られているような気がしたのである。

ネットとかもそうだと思うが、現代社会は情報が多すぎる。人間の脳や体の構造が古代とほとんど変わっていないのに、触れる情報量だけが膨大になっていく。何気なく見たり聞いたりしていることは普段の自分の行動や思考パターンにも影響を与えうるし、無意識のうちに悪い方向に流されてしまう可能性もある。妙な情報番組に自分自身の道筋を侵されないためにも、一日の中で自分が触れる情報量をある程度抑えた方が良いのではないかと考えたのである。

スマホやネットばかり見るのも止めてみたらどうか

話は少しそれて読者の方への提案になるが、くだらないテレビ番組などは見ないのは当然として、毎日スマホに2時間以上使うのはやめてみたらどうか。多くても1時間ぐらいで十分なのではないだろうか。

昔の人はスマホなどなくても毎日問題なく生活できていたのに、現代人がそれをできない理由がないと思う。もちろん便利なサービスなどはスマホで享受しやすいが、使用時間を必要最低限に抑える努力は必要だと思う。

たまに電車に乗ると、特に若年層ほど無心にスマホ画面をのぞき込んで必死で何かをやっている人が多い。そんな人たちはスマホに脳を乗っ取られてしまったのだろうか。もっと目の前で今起こっていることとか、自分が今感じていることとかを大事にすればよいのになぁと思ってしまうことがある。

得る情報を増やす発想を捨て、減らす発想を持つことで何か新しいものが見えるかもしれないので、その思考で行動することをおすすめしたい。

 

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