rk-baryoのゆるっと日記

日常生活、ビジネス、旅などについてゆるく語るブログ

在宅ワークをしてみて思ったこと

仕事ができる環境が整っているのであればという条件で、在宅ワークを積極的に推進する企業が増えている。私が所属する会社も働き方改革として在宅ワークを推す動きが出てきている。そして私も今月から少しずつ在宅ワークをし始めている。そこで、実際にやってみて思ったことやメリット・デメリットを見ていきたい。

 

在宅ワークのメリット

通勤電車に乗らなくてよい

通勤時間が丸ごとなくなるというのは非常に大きい。私の場合、往復ドアtoドアで3時間近く通勤に費やしている。その時間を別のことに使えれば、1日にやれることは格段に多くなる。また、私は朝が苦手なので朝起きるのが遅くても大丈夫なことは精神的な余裕にもつながる。通勤時間という一般的には非効率的な時間を無くすことで一日の時間が長くなり、色々なことをできるようになるメリットは大きいと思う。

周りの雑音を気にせずに集中して仕事ができる

職場のオフィスというのは雑音が多い。基本的には個々のデスクが仕切られておらず、他の人の話し声や無駄にうるさいキーボードの打鍵音などに気を散らされ、自分の作業に集中できないことが本当に多い。しかし、家で在宅ワークをすれば少なくとも職場よりは静かな環境で作業ができる。仮に家族がいて多少のノイズがあっても、一人になれる場所を探して耳栓やヘッドホンをすれば静寂な空間を作ることはできる。やる前までは集中できないのではないかと心配していたが、やってみると意外と集中して作業できたと感じる。このように、自分が集中しやすい環境を作りやすいというのが在宅ワークのもう一つのメリットだ。

嫌な人と顔を合わせなくて済む

一緒に仕事をするメンバーの中に、誰しもどうしても性格や価値観が合わなくて会話したくない人がいるだろう。私はそんな人と毎日一日中顔を突き合わせて仕事するなんて御免だ。でも自宅であれば顔を合わせることはまずないし、あったとしてもウェブ会議などをしている少しの時間で済む。関わりたくない人との関係をできるだけシャットアウトできるのも在宅ワークの大きな魅力である。

在宅ワークのデメリット

意思疎通がうまくいかないことがある

ウェブ会議を行うにしてもリモート通信で行うため、どうしてもノンバーバルな部分でリアルで会うよりも伝えられる情報量が少なくなる。私はまだ経験がないが、ウェブ会議だからこそ起こるコミュニケーションの弊害などももしかしたらあるのかもしれない。また、通信環境が不安定だと全く使い物にならない。やはり、リアルで会って行うコミュニケーションに勝るものはない。

だらけて仕事にならない可能性もある

家というのは自分の居住空間だ。誰しもが自分の欲望のままに家のカスタマイズをしている。そんな環境で仕事をするのだから、相当しっかり気持ちを切り替えないと誘惑に負けてだらけてしまう可能性もある。私もこれを心配していたが、私用PCを開かずにその上に会社のノートPCを乗せればまず私用PCで遊ぶことはできなくなるので、これを実践している。このように自分が遊んでしまいそうな何かをお持ちの方は、それを絶対に使えないようにする工夫が必要になる。

そもそも在宅ワークできる仕事ではない

私はたまたまシステム系の仕事で家にPCを持って帰れば仕事ができるが、そうではない人が世の中にたくさんいることも知っている。営業であれば外回りをして客先に赴かなければならないし、銀行であれば窓口業務だってあるし、そういう人たちが在宅ワークを目指すのは、産業構造上難しいのかもしれない。

まとめ

今の職場が在宅ワークできる環境ならば、積極的に試してみるべきだ。1回か2回試してみてどうしても職場で仕事するより効率が落ちるようならば、以降はやらなければいい。やる前からどうせ在宅ワークなんてダメだ、と思い込むのはちょっと違う。何事もまずはやってみることから始まる。

そして、今在宅ワークができない環境の人でも、今の仕事にやりがいや楽しさを見出しているのであれば、在宅ワークしたいからという安易な理由で今の仕事を辞めるべきではない。ただ、もし今の仕事に不満があるのであれば、在宅ワーク可能な職場へ転職するか、クラウドワークスなどで手軽に在宅ワークを始めてみるのも一つの手かもしれない。

crowdworks.jp

 

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