rk-baryoのゆるっと日記

日常生活、ビジネス、旅などについてゆるく語るブログ

サラリーマンでいることも悪くないなと思うとき

私は当ブログで散々サラリーマンでいることの愚痴や常に雇われる身であることのリスクを述べてきた。最近よく読むビジネス本にサラリーマンはやめろ、というような指摘なりアドバイスが多くあることが原因だと思う。その思想に少なからず影響を受けているということだ。
たしかに、現代では自分で起業するハードルも一昔と比べれば驚くほど下がっているし、何らかの副業やスキルアップを行うことも自然と選択肢になる。大手企業の社員だから俺はこの先の将来も安泰だ、などと抜かしているようでは気付いた時には手遅れになる。その点に間違いはないと思う。
だけど最近思うのは、入る会社さえ間違わなければ、かつ自分自身に胡坐をかかなければサラリーマンというのは大きな武器になるものだとも思うようになった。そう思う理由を述べていきたい。なお、これは健全なホワイト企業で自分がある程度やりたい仕事ができていることが前提だ。ブラック企業に属している場合は前提から話にならないので、すぐに会社を辞めるなり転職するなりした方が良い。

給料をもらいながら勉強ができる

これはサラリーマンの特権だと思う。毎月一定の給料を貰いながら自分のスキルを磨くことができる。もちろん、会社の仕事だからやりたくないことや不要だと思うこともあるだろう。だが、それなりにやりたいことをやりながら最低限生活に困らないだけのお金を貰えるというのは本当に恵まれていることを自覚しなければならない。
私は最近クラウドワークスをやっていて思うのだが、はじめのうちは1,000円稼ぐのも本当に時間がかかるし簡単ではない。そう考えると会社で毎月数十万円貰いながらある程度やりたい仕事をやれるというのは素晴らしいことだと感じるようになった。
また、残業については嫌で自分のためにならない仕事であればなるべくやらない方が良いと思うが、本当に好きで自分のためになると思うならば惜しまずやるというのも一つの考え方だと思う。働いた時間分の残業代が支給されない会社であれば少し考えものだが、残業代が普通にもらえる会社でやりがいのある仕事をやっているのであれば、毎日納得いくまで仕事に時間を使うというのも悪くない。大事なのは、残業するもしないも本人の意思によって決定することであり、必要でもないのに他人から残業を強いるようなやり方をしてはいけないということ。

面倒な手続きを全て会社がやってくれる

私は一度会社を辞めたとき、税金や保険金の支払いがこんなにも面倒なものなのかと驚いた。そして、給料からこれらの支払分が天引きされていたことのありがたさを思い知ることとなった。

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大抵の会社には総務部や管理部といった部門があり、その人たちが社員一人ひとりの支払いや福利厚生を世話してくれる。煩雑な手続き等はその部門の人に任せることができるので、サラリーマンは自分の仕事に集中しやすい環境が整っているといえる。サラリーマンとして生活している人はこの当たり前と思われるメリットを忘れてはならない。

結論:良い会社に入ろう

身も蓋もない結論になるが、サラリーマンとして生きていくのであれば良い会社に入ろう。良い会社とは、単純に世間一般で言われる年収が高いとか残業が少ないとかそういうものではない。自分基準で考えた時に働きやすかったり、やりがいがある仕事ができていて毎日がそれなりに充実しているのであれば、それがあなたにとって良い会社である。他人の尺度で会社の良し悪しを決めることはできない。
どんなに残業を多くしていても毎日が楽しければそれはあなたにとって良い会社だし、どんなに早く帰れたり休暇がたくさん取れたとしても仕事自体が楽しくなくて毎日つまらないのであれば、それはあなたにとって良い会社ではない。

 

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