rk-baryoのゆるっと日記

日常生活、ビジネス、旅などについてゆるく語るブログ

適度なストレスが人を健康にする

外に出る機会がめっきり減ってしばらく経つ。ずっと家に居ることで刺激やストレスが極端に少ない生活を送ると夜眠くならなかったり、日中になんだかボーっとしてしまうことも多い。そんな状況を打開するために、自分の日常生活に適度なストレスが必要だと気付いたのがこの半年間過ごしてみて分かったことだ。

私であれば会社に出勤することで少なくとも普段より早寝早起きしなければならないし、使える時間が限られる分、集中してやるべきことに取り組むことができる。また、他の人と顔を合わせて会話することが良い刺激となり、良質なストレスを育んでくれるのだと思う。

このような考えのもと、私は自身の両親を見ていて思ったことがある。それは、日常生活でかかるストレスが健康に直結するのではないか、ということである。

私の両親がまだ元気である理由

私の両親は共に既に60歳を超えており、一般的には前期高齢者の部類に入るのだろうか。私の親戚や身の回りを見ている限り、世の中の三分の一ぐらいの人は60歳を迎えるまでに入院したり何らかの病気を患ったりした経験がある人が多い。だが、私の両親はまだ大きな病気をして一定期間体調を崩したこともないし、父親は数カ月前に引退したのだが、それまで平日ほぼ毎日5時間ほどの睡眠と往復3時間強の電車通勤を35年続け、その間体調不良を理由に仕事を休んだのが1日だけというかなりのタフガイである。母親は毎日4時起きの22時就寝ぐらいで生活しているが、体調不良で休みというのは未だに見たことがない。

なぜ2人ともこんなに体が強いのか不思議に思って色々考えていたのだが、一つのある結論が見えてきた。食事をきっちり食べていることや睡眠もある程度は確保できているということもあるだろうが、とにかくこの2人は仲が良いのである。夜はいつも二人で会話をしながら食事をしているし、一緒にテレビを見て笑い、一緒の部屋で寝ている。でも、お互い過干渉にはならず適度にストレスがかかりすぎない距離感で過ごしている、ということに今更ではあるが気が付いた。お互いの存在が良い刺激となっているのだろう。夫婦の仲の良さは他のストレスを吹き飛ばすほど偉大である。

ストレスとの付き合い方

ストレスというのは、積もり積もって大きくなったものがある日突然体に悪影響を及ぼしてしまうものだと私は思っている。例えば、会社の人間関係が嫌で嫌で仕方ないのを我慢して続けていても、いつかは限界が来て体が動かなくなってしまう。ひと時だけなら耐えられるストレスも、日常的に続いていくとキャパオーバーしてしまうのである。キャパの大きさは人それぞれなので自分のキャパはしっかり見極める必要がある。だから、今この瞬間自分自身にどんなストレスがかかっているのか、それが継続してかかっても自分は大丈夫でいられる適度なものなのか、ということを定期的に確認する必要があると感じる。

かけすぎてもダメでかけなさ過ぎてもダメ。自分の状態に合わせてストレスとの付き合い方も柔軟に変えていけるようになりたいものである。

 

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