rk-baryoのゆるっと日記

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SNS上で狂喜乱舞するアベガーを尻目に思ったこと

昨日、我が国の首相である安倍総理が辞任する意向を発表した。体調不良ということで致し方ないものであり、まずは静養して回復に専念してほしいと思う。

そしてSNS(主にTwitter)ではそれまで「安倍辞めろ」を連呼していたアベガーやアベノセイダーズの人たちが喜びを爆発させ、あるいは「突然やめるなんてムセキニンダー」と打って変わってツンデレ気味に訴える様子を頻繁に目にした。自らのストレスや怒りの矛先をぶつける相手を失ってしまった彼らアベガーはこの先、何を生きがいにしていけば良いのか、少し考えてしまった。

安倍さんも首相の前に一人の人間です

前置きの冗談はここまでにして、体調不良での辞任を発表した安倍首相に対して自民党議員はもちろん、基本的には対立しがちな野党の議員からもある程度労いの言葉や体調を気遣う言葉が見られ、批判するような人はほぼ皆無であった(一人だけ例外がいたが無視する)。普段は反対意見で対立ばかりしている野党がなんとなく好きになれないのだが、やはり大半の政治家は道徳的な心はそれなりに持ち合わせているのだと思い、少しだけ安心した。

それに比較し、Twitter上でのアベガー達の民度の低さというのは凄まじい。もちろん、SNSで悪口を吐きまくるアベガーなんて国民の数%にも満たないだろうが、どのような生き方をしたらあれだけ考え方がねじ曲がってしまうのかが私には想像がつかない。「次は安倍逮捕!」「安倍を牢屋に!」などまだまだ安倍首相に制裁を加えてやりたいらしい。彼はもう既に何千何百万という国民の批判を一身から受けて立っている。それだけで既に制裁となっているだろうし、これ以上批判しても批判者の自己満足で終わってしまう。誹謗中傷を止めろというのならそれは安倍首相に対しても同様だと思う。首相が今まで政治的に悪いことをしてきたか、とか気に入らないから、とか色々な意見はあると思うが、誹謗中傷とは別に考えなければいけない。自分が同じ立場に立ったらどう思うか、そこを想像しない人は相変わらず多いと感じる。

安倍首相のメンタルの強さについて知りたい

私が安倍首相だったらとっくに精神を病んで自殺するなり病気で寝込んでいる状態になっているだろう。そんな状態で彼は国民の生活を左右する様々な決断をし、多少なりともリーダーシップを発揮してきた。だからこそ8年近くにわたる長期政権を維持することができたのだろう。

もちろんこの政権には様々な疑惑がある、政治資金や公的文書などの問題はまだ闇の中にあると思う。が、それはまた別の問題として考え、彼がこれほどまでにバッシングを受けながらも首相という役職を続投することができたのはなぜなのか。単純に面の皮が厚いだけなのか、強靭な精神力や体力を持っているタフガイなのか。はたまた誹謗中傷をやり過ごすような特別な技術を習得しているのか。

今後私自身がストレスに苛まれて心を病んでしまいそうになったとき、安倍首相であればどのようにやり過ごすのか、どんな技術を用いて批判やパワハラに向き合っていくのか、その点に非常に興味があるし政界引退後に何か暴露してくれないかと期待している。

 

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