rk-baryoのゆるっと日記

日常生活、ビジネス、旅などについてゆるく語るブログ

大坂なおみ選手への差別的な言動について感じたこと

先週末に友人の結婚式があり、今週頭から九州旅行中ということもあり、ここ何日がブログが更新できていませんでした。今は旅先のネットカフェからこのブログを書いています。九州旅行については帰宅次第ブログにしたいと思います。本土最西端と最南端を制覇してきました。


ちょっと遅くなりましたが、テニスの全米オープン大坂なおみ選手が女子シングルスで日本人として史上初の優勝という快挙を成し遂げました。これは本当にすごいことだと思います。

 

ただ、どうしてもスッキリしないのが、大坂選手のことを日本人として認めて良いのかというような議論が起こってしまうことです。彼女は日本とアメリカのハーフですが、見た目が結構外国人ぽいからでしょうか。私の知人や親戚にも「あれは日本人として見ていいのかねぇ」などといっている人がちらほら見受けられました。そして自分自身もちょっとでもそのような意見があるのは否定できないなぁと感じてしまったあたり、まだまだ自分も多様性を受け入れる力が足りないなと痛感しています。

 

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じゃあ日本人って厳密な定義があるのかというと、そんなものはないわけです。肌が黄色くて髪の毛が黒くて顔が平べったかったら日本人なのでしょうか。違いますね。そういう身体的特徴を持っている人でも欧米の国籍を持っていたりする人だっているのです。逆にその特徴に当てはまらない人でも日本の国籍を持った日本人である人だっています。

 

特にアメリカにはいろいろな人種が存在し、全てあわせてアメリカ人です。であれば、日本において純血の日本人だけが日本人であるとする考えはおかしいのです。ラグビー日本代表だっていろんな人種の人がいますが、彼らも日本代表の日本人なのです。

 

日本はやはり島国で、他の国の人達を排斥しようとする精神が少なからずあるのかも知れません。江戸時代の鎖国をしていたときのDNAが現代にも受け継がれているのでしょうか。その考えこそ、他の外国諸国とは大きく異なるものであり、現代のグローバルな世の中においては変えていかなければならない考え方だと改めて思いました。

 

多様性を受け入れると口先だけいうのは簡単なことです。しかし、本当にその考えに沿った行動や言動ができているかどうか、今回の一件を通して改めて考えさせられました。

 

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