rk-baryoのゆるっと日記

日常生活、ビジネス、旅などについてゆるく語るブログ

ハードゲイナーというマイナーな悩みについてゆるく語る

体重とトレーニング・ハードゲイナー

少なくとも我が国日本において世の中の大半の人は、体重が増えたり体型が太くなることに対してネガティブな印象を持っており、できれば避けたいと考えていると思う。極端にいうとデブよりはガリガリの方がまだマシという考えが根本にあり、その気持ちは良く分かる。メディアなどでも痩せるための食事や運動の方法論は掃いて捨てるほど目にするが、筋肉をつけて体重を増やす方法について具体的に紹介しているものは稀である。つまり現在の日本においてその需要が圧倒的に少ないということの裏返しだろう。

だが、私のようにトレーニングをしながら体を作っている人にとって体重を増やせないというのは致命的である。体重を増やさなければ筋肉がつくことはないからだ。筋トレをしても筋肉がつくわけではなく、それと合わせて体重が増えるぐらい食べないと筋肉はつかないのである。また、ただ闇雲に食べるだけでもダメでそれなりに良質な食事でカロリーを稼がなければならない。そして、体重が増えるぐらい食べるというのは我々ハードゲイナーにとっては大変な苦行である。

食べるのが遅いという悩み

ハードゲイナーの人は基本的に食べる量が少なく、食べるのが遅い。私も例外ではない。

とにかく、他の誰かと一緒に食事をとるのが億劫で仕方ない。特に5、6人で一緒に食事に行くと自分以外の全員はさっさと食べ終わってしまうのに、自分だけはまだ半分も完食できていない、なんて状況はザラにある。先に店を出てもらうと会計も面倒になるし、でも待っててもらうのも何だか気まずい。なぜ食事という本来であれば楽しい時間にこんなにストレスを感じなければならないのか、そう思って物心ついた頃からは家族以外の人間と一緒に食事するのを断るようになった。やむを得ず他人と食事することはあるが、基本的には個食の毎日である。

食べるのが遅い人間からすると、どうしてつけ麺大盛りをわずか3分で完食した後に追加で替え玉まで食べられるのかが全く理解できない。自分はその半分ぐらいの量を食べ終えるのに10分以上かかるというのに。

悪いことなのか

ハードゲイナーは悪いことではない。ゆっくり食べるので食べる量が少なくなり、結果的に太りにくいということになるだろう。むしろ健康的ではないか。

一方で、ボディビルやフィジークなどの体を作って見せあうようなスポーツではハードゲイナーは不利になる。理由は前述の通り、食べる量が少ない≒筋肉が成長しづらいためである。また内臓の消化能力も弱く、ちょっと食べすぎたりするとすぐ下痢になったり体調が悪くなったりする。こういうタイプの人間は筋トレとか体づくりについて、食事の観点からはあまり精を出しすぎない方が良く、そういう意味では筋肉をつける才能がないのかもしれない。

それでも私だってそれなりに筋肉をつけているのだから、吉野家の牛丼並盛一杯で満腹になるぐらいの食事量だと少しもの足りなく感じてしまう。もう少し食べられるようになりたいものである。

 

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