rk-baryoのゆるっと日記

日常生活、ビジネス、旅などについてゆるく語るブログ

SE(SIer)に就職して感じたギャップ

こんにちは、rk-baryoです。

 

rk-baryoは前職SIerに所属しておりました。
そこで所属時に感じていたことを書いてみようと思います。
就職活動でIT業界やSEを就職先候補として検討している方は参考にしていただければと思います。

 

rk-baryoが所属していたのは下請けのSIer

rk-baryoは新卒で某下請けのSIerに入社しました。
もちろん新卒時は自分の入る会社が下請けなどとは知りませんでした。

 

それよりも、とにかく内定を取るということだけに必死だった記憶しかありません。。
最悪、入社すればどうにかなるって思ってました。

入社後前後のギャップ

基本的に自社で作業することは少なく、ベンダー(元請け)会社に常駐して作業ということが多くなります。

常駐するようになり、自分の所属する自社への帰属意識が徐々に薄れていきました。少々格好つけた言葉でいうと、”社会人としての自分のアイデンティティを失っていった”とでもいうのでしょうか。。


常駐先ではその常駐先の会社の人間として働くのですが、実際に自分が所属している企業は常駐先ではなく、自社なわけです。

 

プライベートで友人に「会社どこだっけ?」と聞かれて結構答えづらかったことを覚えています。「会社は○○にあるんだけど、勤め先は今××なんだよね」って答えていましたが、そう聞くとなんか派遣社員みたいにしか聞こえないじゃないですか。

勤務形態は正社員なのですが、やっていることは何ら派遣と変わりないという事実を知ってしまったとき、rk-baryoはショックを受けました。これがIT業界の闇か、、と。


「社会人としての自分とはいったい何なのだろう」と自問するようになりました。

自分が学生の頃イメージしてた社会人って、自社勤務で自席があって社員食堂とかがあって、、、とかをイメージしたので、それに対してギャップが生まれてしまったのです。

 

以下の記事はとても面白いです。現役SEで働いている方なら頷けることが多く書いてあるんじゃないでしょうか。。

se-next.com

 

帰属意識の低さが生むモチベーションの低下

このように自社への帰属意識が低くなると発生する問題があります。それは、”仕事に対するモチベーションの低下”です。

 

自社で業務を行えば、自分の所属している会社に対して貢献しているという感覚が芽生えるので、それなりにモチベーションも保てるかもしれません。しかし、常駐先の会社へ協力会社として参画してもできることは限られていますし、人間関係が面倒であったりと仕事を行うにあたって多くの障壁が出てきます。そのような職場環境のなかで、ただでさえ低いrk-baryoの仕事に対するモチベーションはダダ下がりの一方でした。

 

実際にrk-baryoは他社の人間と嫌々行う仕事に対するプライドとかやりがいなんて微塵も感じていませんでした。生きていくために仕方なく自宅と会社を往復する張り合いのない日々を送っておりました。それでもお金がもらえて続けられるなら別に続けてもいいと思っていましたし、もう自分自身にも社会や会社に対してもあまり期待はしていなかったので、このまま下請けのSIerで人生終わるのかなと半分諦めていました。

 

そんな矢先、ある出来事が起こり、それがきっかけでrk-baryoは会社を辞めることを決意しました。

 

次回へ続く。

rk-baryo.hatenablog.com

 
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