先日、歌手のmiwaさんと競泳の萩野公介選手が交際しているという報道がありました。
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私自身特にどちらかの熱烈なファンではないので、正直どうでも良いことなのですが、この報道に対する人々のコメントに気になるものがありました。
「miwaさんじゃ萩野公介を支えていくのは難しいのではないか」
「miwaと付き合い始めたときから萩野の成績がイマイチ」
細かい表現は異なるかもしれませんが、大まかな内容としてはこういうものがありました。
このコメントを読んだとき、それはちょっと違うんじゃないかと思いました。アスリートのパートナーになる人は自分自身を犠牲にしてまでパートナーのパフォーマンスを最大限にするための努力をすべき、というちょっと亭主関白的で古典的な考えを感じ、それが今の時代に即していないと感じたからです。
確かに、アスリートのパートナーになるのであれば体調や食事管理、または体のケアなども時には必要になるかもしれません。そういう意味では、ある程度自分を犠牲にしてパートナーに尽くことが大切です。実際にマー君の奥さんの里田まいさんとかは、夫であるマー君の活躍もありアゲマンというようなイメージがありますね。しかし、じゃあ里田まいさんの日頃の献身的な支えが全てマー君のパフォーマンスに直結しているかというと、そうではないと思います。支えはもちろん役に立っているとは思いますが、まずは何よりも本人の努力等の結果というのがあります。
活躍していている人の奥さんがたまたますごく献身的な人だったというだけであり、ある意味、アスリートの結果だけをみてパートナーが評価されてしまうことがとても可哀そうに感じました。複合的に原因があり、そのうえで思わしくないパフォーマンスや結果になっていると考えるのが普通なのに、それが全て交際しているパートナーの力不足という一言で片づけられてしまっている気がしています。
この交際報道が事実なのかどうかは分かりませんがもし事実なのであれば、二人には周りの人の雑音を気にすることなく、自分たちのあるべき姿を模索しながらお互いを高め合うような関係になって欲しいと願います。結果として両者のパフォーマンスが向上していけばそれこそが理想的な関係だと考えています。
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