rk-baryoのゆるっと日記

日常生活、ビジネス、旅などについてゆるく語るブログ

若いうちに一度ぐらいはまともな恋愛をしておくべき理由

もしもの時の備えという考え方

ひと昔ふた昔前はともかく、現代においては結婚に対して消極的になっている若者が多く、私もそのうちの一人に当てはまるのかもしれない。結婚願望が殆どない人も珍しくない世の中になっているが、絶対に結婚したくないという人はそこまで多くないものである。私も結婚願望はないが、それは特に良い人に巡り合わなかったら、という条件付きであり、心ときめき守りたい存在ができたら考えが変わる可能性は大いにあり得る。ただ、その出会いを積極的に求める活動をしたり、必死に努力するという気までは起きないということである。独身主義の人でも、概ねこのような考え方をしている人が多いのではないだろうか。

心ときめく誰かに出会うことがなければ一生独身のままで人生を終えることになり、ある意味気楽で平和な人生の歩み方となる。私もこのような人生を送ることができれば、少々寂しい気持ちもあるが、ある程度平穏に生活していくことができるのではないかと思っている。しかし、このような人が心の片隅に置いておかなければいけないことがある。それは、偶然にも運命の誰かと出会って結婚願望が強くなってしまった時に、少し不利な立場になるかもしれないということである。

経験値がプラスに働く場合がある

私も含め結婚や恋愛に対して消極的な人種は、恋愛的な人間関係の構築が少々苦手であり、経験値も平均よりは少ない人が多いと想像する。そのようなタイプの人間がいざ運命の相手に出会い、積極的に恋愛関係を築こうとすると挙動不審になってしまったり、要らぬところで相手をがっかりさせて関係がうまくいかなくなることもあるかもしれない。そして自分自身がより高齢になってからそのタイミングを迎えると、失敗することを恐れたり余裕のない立ち振る舞いにつながってしまい、更に相手にマイナスイメージを与えてしまうかもしれない。だが、それまでにある程度の恋愛経験があったり、パートナーとの付き合い方を知っている人は、そんな時にも自然に振る舞うことができ、より相手からの好感度を上げたり、素の自分で居られるので疲れたりすることも少なくなる。その結果相手との関係が長期的にうまくいくようになりそうだ。

「若い頃の苦労は買ってでもしろ」という言葉があり、私はこの言葉が大嫌いである。できることなら苦労しないで楽に生きていきたいし、自分が苦労したからお前も苦労しないと気に入らないという老害的な精神が見え隠れする。しかし、こと恋愛や結婚について考えた時、この言葉を全面的に否定することはできないと感じる。若い頃に失敗した恋愛経験を活かすことで結婚できた人もいるだろうし、相手の気持ちを真剣に考えてみたり、多くのことを学ぶことができる。その過程で傷ついたり辛い思いをしたりして苦労することもあるだろうけど、来たる運命の人に出会った時にその経験が必ず生きてくるということなのだ。

 

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