rk-baryoのゆるっと日記

日常生活、ビジネス、旅などについてゆるく語るブログ

「学校休ませて旅行に行く」に賛成

昨日のニュース記事にこんなものがありました。

www.news-postseven.com

 

家族旅行に行くという口実で学校を休むことは良いことなのか否かについての記事ですね。私が小さいときは親が共働きではなく、比較的休みの日程が合いやすかったので学校を休んで旅行に行く必要もなかったわけです。ただ、近年はやはり共働き世帯が増えており、家族皆の休みの日程が合いづらくなっているためこのような問題が発生しているのだと考えています。

この記事での調査によると、学校休ませて旅行に行くことに対して賛成が40%、反対が60%となっており、反対派が少し多いという結果になっています。まあ普通に考えれば反対でしょうか。特に小学校と中学校は義務教育だし、授業に1日出席しなかっただけで学習の進捗が遅れてしまうわけですから。

ただ、旅行に行くと学校や普段の生活では体験できないことができたり、それまでに感じたことのない感情が芽生えたりするものです。私個人的には学校の授業も大事だと思いますが、どちらかというと旅行に行って感じる非日常的な感情をもっと大切にしてほしいと思っています。

例えば私が小学生の頃は毎年家族で那須とか軽井沢とかにキャンプをしに行っていました。食事とかもほぼ一から自分たちで作らなければならず、普段とは違うそのやり方や生き方を身近に感じることができましたし、昆虫と戯れる楽しさなども分かるようになりました。そういう意味では、人生の幅や経験値が広がったと感じています。そして日常生活に戻った時もその経験を思い出し、時には周りの友達にそのことを共有することでより友達とも会話が盛り上がったり仲良くなったりできたこともありました。

 

義務教育である以上、授業を休むことは確かにあまりおすすめできません。そのあとのキャッチアップが少々大変なことも否定しません。しかし、キャッチアップの過程で先生とか友達とか周りの人に色々頼ることもできるし、その中で今までになかった良い人間関係なども生まれるかもしれません。1日や2日休んだ程度で授業がどうにもならなくなるなんてことは恐らくないでしょう。より広い視点で見たときにはきっと旅行に行く方が良い経験ができると思いますし、勉強だけではない人間力が養われると思います。

 

学校を欠席するという事実だけを見て悪いことと判断するのではなく、休んでいる間に経験したことや考えたことなどを積極的に周囲に共有できるような場があれば理想的だと思います。そのうえで、遅れた授業のキャッチアップやフォローするという体制を整えていくことが今一番必要なのではないでしょうか。

 

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