rk-baryoのゆるっと日記

日常生活、ビジネス、旅などについてゆるく語るブログ

男なら社会経験として一度はキャバクラや風俗に行っておくべきか

私が社会人になりたての頃に感じたモヤモヤした気持ちを小話程度に共有する。

モヤモヤの根源

社会人1~3年目ぐらいの頃、先輩や少しませた学生時代の同級生からこんなことを言われることがよくあった。

「社会経験としてキャバクラとか風俗に行っておいて損はない。若いうちは遊んでおいた方が良いぜ。」

なんとなく納得してしまいそうな一言ではあるが、私はどうしてもこの意見に対して腑に落ちない感覚を持っていた。そして気乗りしないという話を伝えると、「お前、いつか犯罪者になるかもしれないぜ。その時は鼻で笑ってやるよ。」みたいな主旨の何の脈絡もない因縁を付けられて戸惑った。

どうしてキャバクラに行っておかないと俺は犯罪者になってしまうのか、意味が分からなかった。多分相手としては自分がもしキャバクラや風俗に行かなければ自分の欲望が抑えられない感覚を持っていたからこそ、私に対しても当然そう感じているに違いない、と推測してこういう類の発言につながったのだと思う。

だが、当然人によって感覚は異なるものであるし、自分がこう思うのだから当然相手も同じように思っているはず、という考えはかなり浅はかで危険なものである。相手の感覚は相手にしか分からないものであり、想像することはできてもそれがあっているとは限らない。この考え方は今後生きていく上で常に大切にしていかなければならないものだと感じた。

で、行くべきなのかそうでないのか

結論としては、行かなくてもよい、となる。私は未だにこれらの類の店に自分から積極的に行ったことはない。それでも全く寂しさや不自由を感じたことはない。

前職の社員旅行でタイのバンコクに行った際に先輩に連れられてなんとなくゴーゴーバーに行ったことはあるが、やはり気分が乗りきらずに途中で抜け出してホテルに戻ってきてしまった。こういう人間もいるのである。

私の数少ない一人の友人は結婚した際、奥さんに一度でいいから風俗に行かせてくれ、と頼んだそうである。きっと彼も誰かの意見に触発されてこんな本心から思ってもいないことを頼んでしまったのであろう。もちろん奥さんには嫌だと言われたそうだ。彼の奥さんも少しがっかりしたことだろう。

仮に結婚してから風俗にハマるようなことがないようにその前に経験しておいたところで、さらにドハマりして依存症になってしまう可能性もある。だったらそんなものはタバコや麻薬やギャンブルなどと同様、最初からやらなければいい、ということに尽きる。もちろん興味があるならやってみてもいい。しかし、興味もないのに「経験として~」などで嫌々やるものではない。

 

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