rk-baryoのゆるっと日記

日常生活、ビジネス、旅などについてゆるく語るブログ

セブンイレブンの社長交代劇を生んだオーナーが起こした革命を見習いたい

大阪のセブンイレブンでオーナーが24時間営業を辞めて時短営業することを決断し、実行した。このニュースは少し前からあったものだが、この問題を受けてなんとセブンイレブンの社長が交代することが決まった。

www3.nhk.or.jp

私はこのニュースを見たとき思わず、「これはすごいことが起こった!革命だ!」と一人で叫んでしまうほど衝撃を受けた。一人の労働者の勇気ある主張と行動が、セブンイレブンという巨大な企業の組織を動かしたことは本当にすごいことだと思ったからだ。

普通の人であれば契約違反による罰金やその後の生活に不自由が生じることを懸念し、他の店舗の足並みから外れることは敬遠するものである。でも、このオーナーは自分で考えて判断し、他店と違うことをしっかり実行した。たった一人で大きな組織に立ち向かうその勇気に最大限の称賛を送りたいと思うし、組織に服従せざるを得ない状況にある多くの人間にとって希望となるニュースだったと思う。

最近よく思うし当ブログにも少し書いたと思うが、”自分を主張する”ということが如何に大切か、そして当然のことながら主張しないと相手には何も伝わらない、ということを思い知らされる。

 

多くの人は色々な組織やコミュニティに属しながら毎日生活しているはずだ。サラリーマンなら会社、学生なら学校、パートやアルバイトも勤め先があるし、ニートや無職ですら家庭や地域という何らかのコミュニティー的なものに属している。

組織というのは優れたものである。一人がカバーできないところをみんなの力でカバーする、みんなで一緒に力を合わせて何か一つの目標に向かっていく、などは決して一人ではできないことが組織ならできる。だが、そんな生活を続けるうちに自分自身が組織に埋もれてしまっていないだろうか、ということをよく考えてみたい。

みんながこう言うから自分としてなんとなく違和感があるけどみんなの意見に合わせた、人と違うことはなんだか言い辛い、とか。気持ちは分からなくもないけれど、最終的に行動を決定するのは自分一人でなければならないと私は思う。組織に埋もれるうちに、自分の行動は自分で決めるというそんな当たり前のことができなくなってしまった人が本当に多いと感じている。もちろん私もこれまでそうだった。仕事においてホウレンソウ(報告連絡相談)をしっかりしろ(つまりお前に決定権はないと言われているも同然)、と新人研修で習うぐらいだから当然なのかもしれない。

私は組織に従うという姿勢から徐々に脱却したい。自分が最終的に一番ハッピーになるための行動って何なのかをしっかり考えて行動したい。もしそれが組織全体の方針や考えと異なるようであれば、たとえ自分一人でも全力で反対の意を表明し、自分の意見を主張できる人間になりたい。そして組織の中で苦しむ人が一人でも多くその志を持ち行動することができれば、世の中はきっと面白い方向に変わっていく。

今回のニュースから私はそんなことを感じた。

 

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