rk-baryoのゆるっと日記

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平成という時代に対する世論調査の結果を見て思ったこと

こんにちは。2019年。明けて本日1/2日となりました。あけましておめでとうございます。本年もどうぞrk-baryoのブログをよろしくお願いいたします。今年もゆるくマイペースで頑張っていきます。

何かにつけて平成最後といわれた昨年

天皇の退位が決定し、昨年から何かにつけて「平成最後の××(チョメチョメ)」という言葉を聞く機会が多くありました。平成最後の夏、平成最後のハロウィン、平成最後のクリスマス、平成最後の大晦日、元日、、など挙げていけばきりがありません。

商売としては、平成最後というフレーズを使うことによって期間限定感を演出し、駆け込み需要的な利益を狙った戦略も色々とあったかもしれませんね。

平成という時代を振り返るNHK世論調査

まずは最近、下記記事のような世論調査がされています。

www3.nhk.or.jp

NHK世論調査なので、どこまで信用するかは人次第だと思いますが、とりあえず信用に値するものという前提で話を進めてみたいと思います。

思ったこと

個人的に興味あるものをピックアップして思ったことを書いていきます。

戦争がなく平和な時代

平成という時代のイメージで最も多かった回答が、「戦争がなく平和な時代(79%)」というものです。これに関しては概ね同意できます。昭和では第二次世界大戦などもあり、多くの国民が戦死するというようなこともありました。また、それ以前でも明治維新による江戸幕府の倒幕運動に係る戦争の数々など、今の時代とは比較にならないほどの戦争で犠牲者の数も多かったと思うからです。

ただ、国外に目を向ければ2001年の米国の同時多発テロ事件やイラク戦争などがあり、今でも中東では紛争が続くなど、戦争が減っているといえるのかどうか定かではありません。まあ日本国内だけ見れば、総じて平和な方向に進んでいると思いますね。

男女が平等な時代

48%の人が当てはまると回答しています。これを高いとみるか低いとみるかの問題だと思いますが、私には高いように思えます。実際は20%ぐらいではないかと個人的には思います。

職場での管理職の比率を見ればわかりますが、まだ圧倒的に男性の方が多いと思います。まあ、女性が管理職をそもそも目指したがらないという理由もあるかもしれませんが、少なくとも今のイメージだと8:2ぐらいで男性が多いので、少なくともこれが6:4ぐらいにならないと男女平等とは言えないと思います。

また、ちょっと前に問題になった医学部への入学試験の問題などもあり、男女平等とは名ばかりで本当の意味で大きく進歩しているとは思えません。

雇用、労働環境

40%の人が良くなったと回答しています。これは微妙なところですが、どちらかというと改善してきていると思います。

経済が右肩上がりの時代は、「24時間働けますか」の合言葉のもと、「モーレツサラリーマン」などの言葉も流行っていたように、身を粉にして会社に忠誠心を誓い、来る日も来る日も働き続けるというのが美徳、という価値観があったのでしょう。私は実際にその時代にいたわけではないので詳しいことは分かりませんが。

この働き方は明らかに体に良くありませんし、プライベートもクソもあった話ではありません。週休2日で足りないよーと嘆いているようなゆとり世代の申し子のような私が、この時代のように週休1日でやっていけるとは到底思えないので。

また、オフィス内でタバコをスパスパ吸うようなことも今ではなくなったので、職場環境的な意味で改善したことは多いと思います。

ただ、その根性論的文化の名残で「ブラック企業」なる概念が現れてしまったのが平成における大きな負の遺産でもあります。微妙というのはこれがあるからです。

平成と昭和だったらどっちが良い?

最後にこの設問に対する私の回答は、無論、平成です。

ただ、平成にしがみつきすぎてそのまま年だけ重ねてしまうと、いつか新しい元号の世代に心の中でバカにされるようなこともあるかもしれませんね。ちょうど、平成を謳歌した若い世代が昭和の古臭いおっさん世代を小ばかにするように。

やはり、新しい価値観は現れるものなので、年を重ねてもそこは素直に認められる広い心を持ちたいと、平成を振り返りながら改めて感じました。

 

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