rk-baryoのゆるっと日記

日常生活、ビジネス、旅などについてゆるく語るブログ

ウォーターボーイズにハマった少年時代

シンクロ!

お題から。

大人になってから夏によく見ているドラマやアニメなどはあまりないような気がするが、小学生中学年~高学年にかけてよく見ていたのは「ウォーターボーイズ」であった。これは本来女性専用の種目とされていたシンクロナイズドスイミングを男子高校生夏休み中に特訓し、休み明けの文化祭で披露するという、当時としてはかなり斬新な切り口の映画、ドラマであったと思う。そのため、小学生ながらドラマを見てシンクロに興味を持った私は、よく夏休み中のプールの授業で友達と居残りし、シンクロの技を一つひとつ練習したりしたものだ。

私が小学校高学年ぐらいのときは毎年夏にウォーターボーイズがドラマでやっていたような気がするが、中学生に上がるころぐらいには放送されなくなっていたように思う。シンクロに興味は持っていたものの、小学生や中学生が市内の水泳大会でシンクロの技を競うような場はほぼなく、大会ではスピードとタイムを競う競泳が中心だったので、シンクロを継続しようとする人はなかなか少ないのかもしれないと思う。少しもったいないことだと思う。

ウォーターボーイズの面白いところ

ウォーターボーイズのシリーズを通して学んだこととしては、ありきたりではあるが諦めないことの大切や、常識や概念などの枠にとらわれすぎずに進んでいけばなんとかなるという気楽さを持つことも必要ということである。

今でこそ違うのかもしれないが、シンクロという競技を男性が行うなんてと、ドラマに出てくる人も最初はだれもがバカにしたり蔑んだりする。それでもシンクロをやろうとする彼らはその気持ちを行動で表し、数々の理不尽な要求や嫌がらせにも耐えて自分たちの夢を実現しようと奮闘努力する。その努力と行動が反対勢力の人々を徐々に動かして味方につけ、最後の発表会で夢を叶える。

理論や知識というのは知っている人ならば誰もが語ることができる。逆に言えばそれらを普通に伝えたところで人の心を動かすことはできない。だが、その裏に熱意や行動があればそれがオリジナリティを生み出し、相手の心を動かしていく。子供の頃はそこまで意識して見ていなかったが、ちょっと大人になってから振り返るとこのような学びがあるのかもしれないと思う。

 

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