rk-baryoのゆるっと日記

日常生活、ビジネス、旅などについてゆるく語るブログ

【お題】こんな大人にはなりたくない

今週のお題「大人になったなと感じるとき」

成熟した大人と聞いてどんな人物像を思い浮かべるだろうか。私は小学生ぐらいの頃、20歳ぐらいになったら妻子と家庭を持って幸せのテンプレートのような生活をすることを夢見ていた時期があった。当時は20歳ぐらいになれば世の中のことが大体分かり、博識且つ常識をわきまえた立派な大人になれると本気で思っていた。

しかし、現実は30歳を目前にした今でも実家に引きこもる子供部屋おじさんである。年齢を重ねれば重ねるほど、小さい頃に思い描いた大人になるというのは本当に難しいことだと実感する。それでも、20歳を過ぎた成人であれば社会で生きていく上で、次に挙げることは遵守できると良い大人に近づくことができると考える。

他者と自分を割り切って考えることができる

これは最も大事なことだと思うのだが、他者と自分の思想や価値観の違いを理解した上で相手に配慮した行動がとれるということはとても重要である。特にコロナ禍の現代、日々の生活に余裕がなかったりリズムを崩してストレスをためてしまう人はとても多いと思う。そのような状況で他者に自分の怒りやストレスをぶつけたり、相手を攻撃してしまうようなことが起きてはならない。

他者に興味を持つのは良い面もあるが、それはあくまで良い意味での興味であってほしい。悪い意味で相手の粗さがしをしたり重箱の隅をつつくような行為は厳に慎むべきである。良識ある大人であればこのような考え方を持って実行できなければならないと思う。なお、私はこのレベルには未だ至らないので鍛錬が必要だ。

相手に求めることは自らが率先して行う

これも当たり前のことだが、できていない人は結構多い。どこぞの総理大臣や閣僚ですら、一般人にはテレワークや会食を止めることを押し付けておきながら、自分たちは高級料亭で会食三昧という有様である。良識ある大人としてこのような行為は失格である。相手に何かを求めるのであれば、まず自分自身がそれに類似することを実行してお手本を見せること、これこそが本来大人が見せなければならない姿だと思う。

と、私も偉そうなことを書いているが、私自身も口先だけで手を動かして行動しないことも多いので、まだまだ大人としては四分の一人前~半人前程度の器しかないだろう。ただ、どこぞ首相や閣僚みたいな大人にはなりたくないと切実に思う。

他者に責任転嫁をしないこと

これも基本的なことであるが、自分の失敗を他者に押し付けるなどは言語道断であり、もはや人間としての良心を疑ってしまうレベルである。何か物事を達成したいのであれば挑戦しなければならないし、挑戦に失敗はつきものである。その失敗のリスクを受け入れたうえで果敢に挑戦し、失敗したらその責任を自分で負ったうえで挽回するために努力するというのが本来のあるべき姿だと私は思う。

 

上記に述べたような点を満たすことができれば比較的良い大人になれると思うし、他者からもかなり信頼を勝ち取ることができるはずだ。

昨今の「お手本にしてはいけない大人たち」を反面教師にし、私も人の振り見て我が振り直せと感じている。

 

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