rk-baryoのゆるっと日記

日常生活、ビジネス、旅などについてゆるく語るブログ

焦って短気になっても良いことがない件

焦って行動した結果、怪我をしてしまう

仕事が休みの日であっても私にはやりたいことがたくさんある。勉強、ブログ、読書、ジムという毎週毎日のルーティンに加え、月に一回散髪をしたり買い物をしたりすることがあれば、普段のルーティンにそれらの少しイレギュラーな用事が追加される。そうなると、限られた時間の中で色々なことを素早くこなさなければならないし、物事が思い通りに進まないと次第にイライラしてくることが多い。

先日、まさにこのような忙しい状態に陥り、なかなか思うように事が進まずにかなりイラついてしまった。具体的には駅前の踏切が急いでいる時に限ってなかなか開かなかったり、いつもは空いているレジ待ちが長蛇の列だったりという些細なことなのだが、自分の中でイライラがかなりたまってしまった。そして焦りに焦った結果、家の物置の引き出しに頭を思いっきりぶつけて出血する怪我をしてしまった。(怪我は幸い大事には至らず、少し深めではあるが医者の治療は不要な程度の切り傷であった。現在はほぼかさぶたになって治りかけている。)

結局何も出来ず終い

その日は後で消化したかった予定を全てキャンセルし、家で安静にして過ごすこととなった。そして、出血が止まるまで小一時間ほど、横になって安静にしている間に少し考えてしまった。買いたかったものも買いに行けなかったし、ジムにも行けず、勉強もやる気にならず、結局何もできないという結果だけが待っていた。急いで焦って色々なことを素早くやろうとしたのに、最終的には何もできない挙句、頭の切り傷という代償を得ることとなった。

脳裏に浮かぶのは「短気は損気」「二兎追うものは一兎も得ず」「自業自得」という言葉たち。遵守する意味もない自分が勝手に決めたスケジュールをこなすために、勝手に焦って勝手にイラついて、そして勝手に怪我をしているのは客観的にみると甚だ滑稽である。

そこでそれまでの自分をよく振り返ってみると、最近は本当にイライラすることが多かったように思う。仕事でも周りに人がいないことを良いことに、ずっと独り言で愚痴や文句をこぼしながらやっていたし、少しでもうまくいかないことや自分の中の予定が狂うとムカッとすることが多かったなぁとその時はじめて気が付いた。

自分は何にそこまで急かされたり追い詰められたりしているのか、と考えた時にその原因が全て自分自身であったということを認識した。自分で自分を追い込んで余裕をなくしてしまっていたのだ。どのぐらいの期間自分がこういう状況だったのかは分からないが、色々なことを消化しようとしすぎてキャパオーバーになってしまったのかもしれない。

もっとゆるくていいじゃない

今後はもう少しゆとりを持って日常生活を送っていきたいと強く思った。確かに、やりたいことはたくさんあるし、それらをできることなら多く消化していきたいという気持ちは今も変わらない。でもそれは本当に今しかできないことなのかをしっかり吟味する必要がある。意識を高く持つことは大事だが、もう少しゆとりを持って物事に接することが毎日の生活が心持ち楽になると思うし、ある程度ゆるく生きていった方がイライラすることも少なくなり結果的に幸福度も増すに違いないだろう。しっかり反省して今後に生かしていきたい。

 

adios