rk-baryoのゆるっと日記

日常生活、ビジネス、旅などについてゆるく語るブログ

在宅勤務時こそ有給休暇が大切である理由

在宅勤務で気を付けたいこと

相変わらず在宅勤務の日々が続いている。私が所属する会社でもいよいよ定期代の支給を停止するのかどうかが選択肢として労働者に与えられ、ほぼ8割以上が定期代支給を停止して在宅勤務にシフトするという事態になっている。

在宅勤務を続ける中で気を付けなければいけないこと、それは働き過ぎである。一見在宅勤務であれば働きすぎという概念からは無縁に思えるかもしれないが、集中して没頭できる自宅という環境は無意識に長時間労働につながりやすいこともあるようである。集中できるから仕事をやりすぎてしまう、家に居ていつでも仕事用のPCを触れるから、つい気になる仕事を片付けるために深夜にPCを開いてしまうという人もいるらしい。私もつい、自宅だからまあいいかと思って妥協して少し残業してしまったり、定時内に片を付けなければならないという意識がどうしても薄れてしまうことはある。

没頭できることや仕事熱心なことは決して悪いことではないが、日常的にそのようなことが続いていくと、自分では認識できない疲労やストレスが知らず知らずのうちに溜まっていき、ある日突然崩壊してしまうということもあるかもしれない。最近は芸能人の自殺が相次いでいるが、コロナ前の世界からの変化があまりにも急激でその変化に心と体が追い付いていかないことは一つの原因だと思う。

こんな時だからこそ生産性をより意識すべし

私が在宅勤務でも特に意識していることは、仕事はなるべく定時で切り上げ、有給休暇もできるだけ定期的に消化することである。それは在宅勤務が主流になる前から自分自身に課してきた課題であり、在宅勤務になったからといって簡単に変えてはいけないとも思っている。

私の周囲の同僚を見ると、積極的に有給休暇を消化している人はあまり多いようには感じない。それだけ私が暇で他の人が業務を多く抱えていて忙しいというのも理由の一つではあるかもしれない。が、有休をとるために仕事を手早く終わらせるという選択肢を高く意識している人はそこまで多くないと見受ける。以前に自己啓発本で読んだが、「生産性=アウトプット÷インプット」であり、アウトプット(成果物の質と量)を増やせば増やすほど生産性は上がるが、同比率でインプット(労働時間)も増えてしまえば生産性としては変わらないということになる。生産性を上げたいのであれば、成果はもちろんその成果を生み出すのに捧げる労力を下げなければならない。

インプットを下げるには休暇を取得して労働時間を減らすのが最も手っ取り早く、労働者は生産性を落とすことなく休めるメリットがある。そして休むことは、実は自分が思っている以上に今自分自身の内面が求めていることかもしれないのだ。

こんなことを考えながら、少し暗くどんよりとしていてちょっと味気ないけれどささやかに幸せな日々を最近は過ごしている。

 

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