rk-baryoのゆるっと日記

日常生活、ビジネス、旅などについてゆるく語るブログ

コンビニでのエロ本の販売中止に思うこと

2020年の東京五輪に向けた準備の一つとして、セブン、ローソンではコンビニでの成人向け雑誌(エロ本)の販売を中止する方針が固まっているそうです。一方ファミマは継続するそうです。

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エロ本はネットにより廃れつつある

20年前あればまだしも、インターネットで様々な画像や映像が無料で見られる現代ではエロ本の存在意義は薄いと言わざるを得ません。無料で見られるものがいくらでもネット上に転がっているのに、わざわざ紙の本をコンビニまで行って購入する意味はあまりないと思うからです。

昔の少年たちはエロ本に夢中だった

私が小学生のころは、道端にエロ本が転がっていると「うわ、エロ本だ~!」といって友達とメチャクチャハイテンションになって騒ぎまくっていましたし、なにかの罰ゲームでエロ本を渡されるという意味不明な儀式があったと記憶しています。

ネットが流行っていなかった頃、小学生高学年くらいの少年たちは皆エロ本という未知なる存在に興味深々だったし、そうやって性についての知識を少しずつ身に着けたものでした。

逆に今の小中学生がエロ本に対してすごく興味を持つことはないと思います。彼らは既にネットを嗜んでおり、そこで画像などを見放題だと思うからです。

日本の文化としてエロ本を残すのはありだと思う

コンビニの店頭でエロ本の販売を中止する理由として、女性や子供への配慮や外国人観光客への配慮というものが上がっています。しかし、ネットが普及していない時代からエロ本というのはコンビニのみならず、色々な場所に存在していたはずです。当然その時代に生きた女性や子供、日本を訪れていた外国人でエロ本を見た人だって多くいたと思います。

過去にそれらを見てきた人たちの前で、今更配慮だのなんだの言って販売を中止にするのはおかしな話だと思います。日本人の女性に関してはコンビニのエロ本の存在を知らない人は少ないと思います。また、外国人だってそれを見て逆に面白いと思ってくれる人もいるかもしれません。そうなれば廃止するのはいささか勿体ない気がしていますし、そう考えると配慮というのは結局は表面上での理由にすぎないのです。

時代の変化には逆らえない

という訳で、どうやら売上が低いから販売中止にするというのが真の理由っぽいです。事業の安定を優先し、経営者がエロ本部門を切り捨てるという判断をしたのであれば仕方ありません。時代の流れには逆らえないのです。

ただ、エロ本に触れながら成長してきた世代としては、エロ本が無くなってしまうのはなんとなく寂しい気持ちになりますし、スポーツ新聞などもっと先に切り捨てるべきものがあるのではないかと思う気持ちもあります。

 

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