rk-baryoのゆるっと日記

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【マラソン】大迫半端ないって

今朝がたのニュースですが、シカゴマラソン大迫傑選手がマラソン日本新記録を樹立したそうです。

おめでとうございます。

www.nikkansports.com

 

ラソンではつい先日に世界記録も更新されたばかりで今結構ホットな話題となっていますね。

www.asahi.com

日本記録の更新頻度が少ない

ここ10年近くでマラソンの世界記録は大きく変わってきました。割と長い間、2時間4分代の世界記録が居座っていたのですが、それがあれよあれよという間に3分台、2分台と記録が縮まり、ついに1分台に突入するということになりました。短い期間に何回も世界記録が更新されてきたわけですね。

一方で日本記録について言うと、しばらくは高岡寿成選手が保持していた2時間6分16秒という記録がありました。それが約16年ぶりに今年の2月東京マラソンにおいて設楽悠太選手によって更新され、今回さらに大迫選手がそれを更新したという経緯になります。

世界記録はこれまでの期間で3分近く短縮されていますが、日本記録は30秒程度しか更新できていないのです。また、更新された回数も世界記録は数えきれないほど更新されてきた気がしますが、日本記録はこの2回だけです。日本人としては少し寂しい気持ちになりますね。

記録向上にはスピード意識の走りが必要となる

記事の中でもサラッと書いてありますが、大迫選手が取り組んできたのがフォアフット走法というものです。簡単に言うと踵から着地するのではなくつま先近くの足の上の部分で着地する走法です。これにより、地面からもらえる反発が大きくなり、ストライドが広くなってスピードが上がるというものです。ただ、この走法は脚への負担が大きいため、それに耐えられる体づくりを大迫選手はしっかりしてきたそうです。今回の日本記録の更新はその努力の賜物というわけです。

ただ、いくら練習で努力しようとも、その双方に耐えうる体を作る素質がなければやはりこの走法を身に着けるのは難しいのだとも思います。

日本選手の限界に近い記録ではないだろうか

直近数年間の記録の推移や大会での成績などを日本選手と海外選手で比較すると、日本選手の方があまり伸びがないように思えます。

今回は大迫選手が2時間5分台を出しましたが、個人的には日本人選手の記録の限界は2時間5分ぐらいなのかなと勝手に思ってしまいました。それ以上の記録を出したいのであれば、フォアフット走法でさらにバネを使った走りをしなければならないのですから。黒人選手と日本人選手では体のバネの強さは黒人選手の方が強い人が多いですし、より黒人選手に近いバネを持つような素質の人が現れない限り、これからの記録更新はかなり難しいのではないかと思います。

とはいえ、大迫選手のバネの強さは相当なものがあると思います。これからも更なる記録の更新や世界大会での活躍を願っています。

 

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